ノロウイルスの予防は手洗いで十分?対策は?家族が感染したら?

 

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ノロウイルスは、赤ちゃんからお年寄りまで、急性の胃腸炎を引き起こす、ウイルス性の感染症です。

感染力が非常に強いウイルスで、少量のウイルスでも感染します。また食品からの感染だけでなく、人から人へも感染します。

一年を通して発生しますが、特に冬に流行します。

飲食店や宿泊施設、保育園、老人施設や病院などで、集団感染したなどと、ニュースなどで耳にされたこともあるのではないでしょうか。

赤ちゃんやお年寄りでは重症化する場合もあるため、しっかりとした対策が必要になります。

ノロウイルスの予防対策についてまとめてみましたので参考にしてくださいね。

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予防は手洗いで十分?

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ノロウイルスの感染を予防するためには、どのような感染経路があるのか、知る必要があります。

代表的な感染するパターンは

1、食品からの感染・・・加熱が不十分な二枚貝などの摂取やノロウイルスに感染した人が調理し、汚染された食品を摂取した場合。調理器具などが汚染している場合。

2、人からの感染・・・ノロウイルスに感染した人の吐いたものや便などの汚物に触れて感染(接触感染)した場合。汚物からの飛沫を吸引(飛沫感染)した場合。
汚物などが床に残っていて乾燥すると、ウイルスが空気中に漂い、それを吸引し感染(空気感染)した場合。

このことから、ノロウイルスを防ぐためには、手洗いだけでは防ぐことができません!
では、どんなことに気を付ければよいのでしょうか?

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ノロウイルスを防ぐために大切な対策

ノロウイルスを防ぐために大切な対策をまとめてみました。

1、手をていねいに洗う。うがいをする。
外出から帰宅した時や、料理などの食品を取り扱う前、食事の前、トイレやおむつ替えの後など、ていねいに石鹸で手を洗いましょう。
石鹸で60秒もみ洗いして、流水で15秒すすぐか、石鹸で10秒もみ洗いして、流水で15秒すすぎを二回繰り返すと効果的です。
また手洗いで、菌が残りやすいのは、指先や指の間、親指と親指の付け根です。手首なども忘れないようにしましょう。

2、感染した人の汚物には、直接触れない。
床などの飛び散った汚物を処理する場合、使い捨てのエプロンやマスク、手袋を着用し、ウイルスが飛び散らないように静かに処理をします。
処理した汚物などは、ビニール袋などに密閉し、捨てるようにしましょう。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で床を拭き、そのあとに水拭きをします。
汚物などが床に残っていて乾燥すると、空気中にウイルスが漂うので、乾燥しないうちに汚物を片付けるようにしましょう。

3、食品は、良く加熱する。
ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などは、十分に加熱する必要があります。
また二枚貝などを取り扱った調理器具などはその都度洗浄し、熱湯消毒などを行いましょう。

4、ドアノブなど手が触れるところを除菌や掃除する。

もし家族がかかってしまったら

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一番大切なことは、感染を拡大させないことです。
上記のノロウイルスを防ぐために大切なことを参考に、感染を拡大させないようにしましょう。
ウイルスに感染すると、おう吐や下痢になり、抵抗力の弱い子供やお年寄りは脱水症状になりやすいので、
注意が必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
感染しないのが一番ですが、もしも感染した場合は感染が拡大しないように気を付けてくださいね!

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